夏の思い出 その2

山笠までは涼しいくらいだったのに、気づけば毎日猛暑の日々。映画館が涼しい避暑地にもなってます。さて、お盆を迎えるとどうしても家族のことを考えてしまう年齢でございます。私はご先祖さまに顔向けがができてるような恥ずかしくない生き方をしているのだろうか?
さあ、そんな自分に自信のない生き方をしている方にこそ観ていただきたいのがちょっと古い映画になってしまいましたが『異人たちとの夏』(1988)。片岡鶴太郎と秋吉久美子の両親役、風間杜夫が息子役なんですが…、いやホントに泣かせてくれる親の愛。親はいつでも子どもに優しいし、子どもは大人になっても優しくしてもらいたい弱さを持っているのです。ずいぶん前に泣けた映画を、この年齢で観てしまうとさらに泣けてしまいそう…。山田太一原作、市川森一脚本、大林宣彦監督というスタッフの厚みも安定感バツグン。
そういえば、この映画と設定が似ていたのが『いま、会いにゆきます』(2004)。この映画の涙は、母となる竹内結子のひたむきさ、愛する決意につきると感じるわけですが、夏の涙も悪くないですね。ちょっとだけセンチな気分になる夏の宵なのです。


2007.08.16 Thu 記事URL

夏の思い出 その1

夏らしい映画の話をしよう。私が好きな夏の映画は「天国の口、終わりの楽園」。やられた、と思った。見終わったときの、ひと夏の輝きが鮮烈で。奔放な少年たちが巻き起こすハチャメチャなロードムービーだけれど、この映画が終わる2時間後には少年たちと一緒に、僕たちは大人になる。いや大人になるってこういうときだったと思い出したのかもしれない。はかない命、限られた時間、夏が暑ければ暑いほど、楽しそうで楽しそうで。それが二度と戻らない夏だと気づいたとき、その記憶は少年を大人に変えていくのだ。ガエル・ガルシア・ベルナルのファンも必見。2002年のメキシコ映画、素晴らしい!こんな映画があるから、また映画を観たくなるんだろう。観てない方は、ぜひDVDでご覧ください。


2007.07.03 Tue 記事URL

前から5列?

この時期になると夏休みの映画情報が、いろいろと聞こえてくるけれど今年の夏はどうだ。「トランスフォーマー」って楽しそうじゃないの。もともとは日本のおもちゃネタが、相当迫力ある映画になってやってくる。予告編だけ観ても迫力は凄いので、映画館で観たい作品として今からヒジョーに楽しみです。そんな迫力ある映画を観るとき(に限らないか)、私は映画館で前から5列目くらいに座ることにしている。さすがに最前列は首が痛い+目が追いつかないときがあるけれど、なるべく前の方の正面に座りたい。視界いっぱいを映像で埋め尽くしたいのである。「禁煙」とか余分なライトが視界に入らないのが条件で、音もズンズン響いて来て、存分に映画に没頭できるのが幸せな気分なんですね。でも、そんな自分の周りに人は多くないので、多くの方々は後ろでもいいんだろうな。ちょっともったいないと私は思うのだが、いかがでしょう?


2007.06.18 Mon 記事URL