2007年08月

夏の思い出 その2

山笠までは涼しいくらいだったのに、気づけば毎日猛暑の日々。映画館が涼しい避暑地にもなってます。さて、お盆を迎えるとどうしても家族のことを考えてしまう年齢でございます。私はご先祖さまに顔向けがができてるような恥ずかしくない生き方をしているのだろうか?
さあ、そんな自分に自信のない生き方をしている方にこそ観ていただきたいのがちょっと古い映画になってしまいましたが『異人たちとの夏』(1988)。片岡鶴太郎と秋吉久美子の両親役、風間杜夫が息子役なんですが…、いやホントに泣かせてくれる親の愛。親はいつでも子どもに優しいし、子どもは大人になっても優しくしてもらいたい弱さを持っているのです。ずいぶん前に泣けた映画を、この年齢で観てしまうとさらに泣けてしまいそう…。山田太一原作、市川森一脚本、大林宣彦監督というスタッフの厚みも安定感バツグン。
そういえば、この映画と設定が似ていたのが『いま、会いにゆきます』(2004)。この映画の涙は、母となる竹内結子のひたむきさ、愛する決意につきると感じるわけですが、夏の涙も悪くないですね。ちょっとだけセンチな気分になる夏の宵なのです。


2007.08.16 Thu 記事URL